SCULTURA 700に搭載されているホイールの話。
これより下のグレードのホイールは、MERIDA完成車用のオリジナルホイールなのに対し、
この自転車には、DTのホイールが取り付けてあります。
素性不明なので、簡単に調べると、本家本元のページが下記リンク先↓
http://www.dtswiss.com/Wheels/Road-Wheels/R-24-Spline
パフォーマンスチャートを見ると、レースには全くおすすめではなく、
通常使用とかトレーニング用ホイールの扱いになってます。
いや、普通に考えて、18万円くらいの自転車に、5万も10万もするようなホイールはついてこないので、
当たり前と言えば当たり前。
実際に使ったわけではないので、単に実物を見た時の話を以下に。
まず、この車体から外しただけの状態から、余計なものを全部外して、
フロントハブ
組み方はラジアル組で、エアロスポーク使って、本数20本で、ストレートプルです
リム
ダブルウォール仕様で、ロット番号や製造日入の管理レベル。
後輪は、オフセットリムではないらしく、普通に左右対称のリム形状。
リアハブ
こちらもストレートプルで、言うなれば4本組状態。
シマノ 11速対応のフリーボディがついてます。
重量
フロント
リア
合計で1750g。
さっきのリンク先の公称値が1,725gなので、まぁ、だいたい正確。
フリーのラチェット音に関して言うと、DTのやつは、得てして爆音な気がする。
お馴染み、スプロケつけた状態で、えいやっっとやれば、フリーボディごと外れて、
ラチェット機構のお目見え。
ハブ本体側
フリーボディ側
乾いた、カラカラ音が響き渡るんで、爆音が嫌だっていう場合は、ここにグリスを入れると幾分静かになります。
ただ、入れすぎると、溶けて出てくるし、硬いグリスなら、ラチェットの爪が起きなくなるし、
ほどほどに。
これだけでも、幾分静かになってくれます。
で、全体的な作りを見ると、そんなにすごい作りになっているということもなく、
むしろ、結構チープな印象を受ける格好で、ブランドネームがある分、プラシーボ効果でよく感じるんじゃないかしら?
スポークテンションは概ね均一なんだけど、若干、横振れが有ったし。
あと、後輪のバランスがすごく悪い気がする・・・。
11段用なので、ひどくおチョコになってるんだけども、オフセットリムを使っているわけでもなくなので、
左右のスポークテンションの差がかなりある。
テンションメーターの数値差で、およそ3倍。
ドライブサイドが15くらいで、反対側が5とか。
反対側は、指で触ってみても、ママチャリのホイールみたく、結構たゆむし。
使ってないからわかんないけど、練習用っていうくらいだから、
まったりした、のほほ~んとした乗り心地になってるんじゃないだろうか。
と、まぁ、そんなホイールがついてます。
wiggleで見てみると、238ドルとか。
http://www.wiggle.com/dt-swiss-r-24-spline-alloy-road-wheelset/
レビューをみると、3件だけだけど、一応高評価。
単品でも購入できるホイールセットなので、気になる方は、買ってみてください。
機会が生まれれば、このホイールを試してみます。
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