例えば、自転車屋ってのは、いつの世もボッタクリの象徴的なところがあって、
いや、まぁ、それは、あたしの偏見か。
「パンク修理頼んだのに、勝手にタイヤ交換されて5,000円取られた。」
とかっていうのは、このご時世なので、たぶんほぼほぼなくなってきてますよ。
ここ、10年とか20年とかで、自転車屋の件数が減りまくって淘汰されてると思うから。
コンプライアンスがどうとか、消費者生活センターがどうとか色々あるし、
個人店でそんなことやってりゃ、客離れ引き起こして、チェーン店に飲み込まれるしね。
でですよ、時期も時期に夏場ってのはタイヤのトラブルが無茶苦茶多くなるわけで、
実際、今朝も、のっけからタイヤを交換しまくっとるわけですよ。
あぁ、あたし、そもそもトラブルが嫌いなので、時間と金額となんじゃかんじゃ打ち合わせして、
了承を得てから初めて触り始めるスタンスなので、ゆる~い感じでは引き受けてないです。
んで、交換前のタイヤって、世の人たちはどこまで使ってんのか?
言わずもがな、普通に使ってて、ある日突然ここまで摩耗する事は無いわけで・・・。
たまに、この状態のタイヤを見て、「誰かにいたずらされて、切られた」って言う人もいますし。
あと、過去にお一人だけ、「鳥を踏んで死骸がタイヤの中に入り、羽が外に飛び出している」って方も。
そもそも、穴開いちゃってるし。
※いやはや、あたし、AV男優並の深爪だなぁ・・・。
もう、ほんと、人それぞれ。
ある程度、良識ある方なら、まぁ、このタイヤが使えないってことはわかるはずで、
かと思えば、この状態からでも「穴をふさぐだけの普通の修理で直してくれ。」って、結構言われるしね。
でも、タイヤなんざ変えていくと、4,000円とかかかるでしょ?
そしたら、激安ママチャリがドンキとか行きゃぁ、10,000円くらいからあるし、
後々、反対側のタイヤ変えたり、大方他のところが壊れとったりするわけで、
「4,000円出して修理するなら、新しいの買うわ」ってなるわけですよ。
そして、このタイヤは、それでもまっとうに寿命を迎えるまで使われた感があるけども、
世の中には、頑としてタイヤに空気を入れずに乗りまくる人が少なからずおりんさってですねぇ。
接地面の溝は7部山くらい残ってんのに、サイドがひび割れまくり、中のチューブは擦れてズタボロ、
タイヤによっては内側のケーシングがほつれてご臨終状態。
などなど。
「これはもうタイヤが使えないですよ?」
と言いますれば、
「え~、この自転車、買って半年しか経ってないのに、こんなにすぐにダメになるの?」
だもの・・・。
だからもう、メーカーの開発も変な方向に向いちゃって、
「低空気圧で乗っても痛まないようにしました( ・?ω・?)」
「リム打ちパンクしにくいようにサイドを強くしました( ・?ω・?)」
とか結構ある気がする。
ママチャリとかなら、月に1回でも空気入れてりゃぁ十分なんだけどなぁ・・・。
まぁ、そんなところで、世の中の人たち全員が、乗ってる自転車(一般車)の空気を月に一回入れるようになれば、
たぶん、それだけでも、日本中の自転車屋の売上が激減すると思う。
「風が吹けば桶屋が儲かる」の逆で、「空気を入れたら自転車屋が損をする」。
どうですか?
ちょっと、シュプレヒコールでも上げて、対自転車屋活動でもやっちゃぁみませんか?
どこぞの常務さんの言葉を借りるならば、「やれるもんならやってみな」な話です。
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