さて、暇つぶしがてら、修理を挟みつつ、リビルド作業に着手。
そんなタイミングで、普通に中国から荷物到来
で、開けてみますれば、工具。
1つは、DT SWISSを限りなくパクった、スポークテンションメーター
値段忘れたけど、日本円で7,000円とか、そんなくらいじゃなかろうか?
もひとつが、BBの圧入、取り外しツール BB86とかで使えるやつだったはず。
まず、圧入工具の方は取説なし。ただしQRコード付きの紙切れが入ってて、
要は、そこに飛ぶと、マニュアルと使い方動画が見れるという、時代背景全開な仕様。
多分、上の写真コードが読み取れると思うから、飛んでみたら良いさ。
んで、テンションメーターの方は換算値の紙切れが1枚
ざっと判断するに、#14、#15のプレーンスポークと、名指しでsapim cx-rayと、3.2mmの扁平スポークに対応。
一番最後の3.2mmってのが、中華カーボンホイールでよく採用されてる、PillerとかMacのエアロスポークかと。
最初に書いてある、1.6mmってのが言うほど流通してんのか?って気がする規格。
で、メーターっていうくらいだから、早速その辺のホイール測りまくってみたわけですよ。
まず、工具の質感とかの話をざっくりすると、数千円のくせして無駄に質実剛健な気がするwww
取手とか、安いプラスチック的な素材なのかとか思ってたけど、本体がガッチリアルミ製。
それなりの重厚感。
あとは、デジタルなメーターがどこまで正確なのかと、使っていく内に狂うのが、どんな狂い方をするのか。
そうすると、公称値が設定されてるホイールが手っ取り早いということで、
ここでも登場してくるミヤタ クルーズ。
これのホイールが、シマノ WH-RX010っていう、ディスクロード用的なホイール。
で、マニュアルから数字を持ってくると・・・
前輪左側で、90~150Kgf。
の表記。
で、実測してみると、
結構適当にやってるけど、5.35って言う数字。
それで換算表に目をやると・・・
スポークが2.0mmで、5.38が近似値で、横に目をやると、85Kg。
タイヤ付きで、5気圧状態で、計測してるんで、多少テンションが落ちてる気がするけど、
実物ホイールを触る限り、確かにゆるい感じはするので、そこそこ正解値を出してるんじゃなかろうか?
んで、今、この文章を書いてる最中にやっぱり気になったんで、一旦車輪を外して振れ取り台にセットして、
前輪左側、つまりはディスクローターが有る側を全部計測してみると、大体5~5.5くらいの表示。
するってぇと、70~90Kgくらいのテンションになってんなぁって言うわけです。
今回、クルーズを組み立てる段階で、大雑把組立でやってあり、
ホイールのテンションとかも一切見てないので、ご覧の有様。
実際、今までに、シマノの完組ホイールのテンション値測ったりとかもしたこと有ったけど、
そこそこばらつきありますんでね。
結局、シマノのホイール精度が悪いってわけじゃなくて、シマノ的にはそのレベルの精度でOKって事なので、
それで出荷されてるわけですよ。
ほんとによくあるのは、隣り合って交差しているスポークが、片方弱くて、片方強いの繰り返しで並んでいるパターン。
まぁ、どしても気になる人とか、超絶職人気質な自転車屋さんとかであれば、可能な限り均一化で良いかと。
一応、完組みホイールって言われてるんだから、ポン付けでもそれなりの性能は発揮するだろうし。
分かる人が手を入れたら、違いの分かる人にはわかるだろうし。
あと、極めつけは、マジ神なレベル領域に入ってると、「テンションメーターなんぞ要らん」って世界も有るだろうし。
はい、そんなところで、工具が来た話でした。
あとで、クルーズのホイールをちょいちょいいじっとこ・・・。
<追記>
テンションメーターの比較が無いので、手持ちのパークツール TM-1で同じホイールの同じ箇所を測ると、
大体、20~23の表示。
換算値で、70~96Kgくらいなので、大体一緒の数字で出てきてます。
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