自転車業界ネタを何故か連投するのは、ちょっとここしばらくいろいろ考えてるから。
結局、他業種の慣行とかを導入できたら面白いと思うわけで。
引っ張り出してくるのはアダルトDVDとか、配置薬とかの話。
また、変なところから話を持ってくるけど、たぶん同じやり方は本屋とかでも有ったはず。
要は後払い方式での商品先送りで展示してもらうっていうやつ。
DVDメーカーがごっそり送って、販売店が並べて、一定期間後に売れたやつだけ請求起こしで、
ほかはそのままメーカー返送。
みたいな。
あれを自転車業界でやれたら、メーカーが新モデルとか出して、売りたいところを5モデルくらい見繕って、
展示用セットみたいなことで、契約販売店に並べてもらうっていう話。
で、期間中に他のサイズとか色が売れたらそのまま注文で、展示車残し。
無論、展示車も市販品と一緒にしといて、売れたら売れたで補充。
現状、自転車メーカーには営業マンが居て、その営業マンが受け持っている販売店を回って、「展示用に・・・」
なんていう営業だったりするんですけども、今や一人の営業マンが持ってる店舗数も膨大でカバーしきってない気がするし、
もしか、カバーしきれてない地方の店舗とかで需要が有ったりとかすると、意外に取りこぼしが多いんじゃないかと思うわけですよ。
そこに来て、メーカーサイドから無償貸与的に展示車送りつけで販売店に置いてもらえば、
それもありなんじゃないかと。
実際のところ、今は、試乗車の契約なんてのが、メーカーと販売店の間に存在してて、
試乗車である以上、不特定多数の人が乗るから中古相当になるわけで、それを見越してちょい安く設定されてたり。
規約で、指定期間までの展示とか、売れた場合の補充とか、細かくはありますけども。
だけども、基本これも仕入れ値が発生する有償での話。
だって、モデルチェンジの期末とかになったら、その試乗車契約に近い卸値で処分セールやってんだから、
前倒しして、発表直後に、無償でばらまいといてもいいと思うんだけど。
それも、最後の方になったら、「明らかに原価割れだろ?」ってセールな卸になるわけだし。
基本、そんなシステムは、今の自転車業界にないと思うんで、
早いもんがちで、どこか巨大な資本でやってるメーカーでテストしてみてほしい。
今後10年先とかで、メーカーが直販をバンバンやり始めるようなことになるんなら、
販売店の商圏かぶりとかどうでも良くなるし。
ってのが、あくまで販売店側からの話になってるけど、メーカー側はこの話絶対無理だと思う。
メーカーサイドはこれで自転車が売れてくれたら良いけど、売れるかどうかわからない上、
無償貸与だとばらまいた分、現金が回収できん。
最悪は貸与中に、倒産・廃業して、送った自転車を処分して現金化されたりとか。
そのへんの問題がクリアできたら、だいぶ画期的な気もする。
後払いで、つかった分だけ、売れた分だけの請求方式。
流石に、メーカーサイドの人はこの文章を読まないだろうか、届きもしないと思うけど、
業界の慣行をやめてしまうだけでも、なにかいろいろ変わるんじゃないかとおもう。
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