不意に持ち込まれて、もとのトラブルは、チェーンが外れたっていうやつ。
ただ、その外れ方も、後輪のローギアの外に落ちてスポークと、スプロケに噛み込んだ状態のやつ。
ママチャリとかでも多いんだけど、こうなったら、チェーンを切って、順次外していけば単純に外れるだけ。
無理やりとか、クランクの回転力とか使ってやろうとすると、チェーンがねじれたり、スポークに激傷入ったり、
あんまし良いこと無いので、チェーンを一旦切るのが無難かと。
(切るって言っても、ぶった切るわけじゃなくて、ピンを抜くとか、ジョイントで外すとかの話です。)
で、ママチャリじゃなく、ビアンキのミニベロだったので、リンク付きのチェーン。
プレートのデザインが現行のKMCっぽいけど。
とりま、リンクで外してチェーン掛け直して終わりなんだけど。
まず、チェーンが外れた原因がハンガー曲がり。
ハンガーつっても、アルミのよくあるやつじゃない感じの造りで。
そもそも、コンポ類が相当特殊な気がして、シフターとリアメカ、ハブがSRAMで9段。
9段はカセットで、内装ハブで3段もついているというイレギュラーな仕様。
デュアルドライブって英語で書いてあるやつ。
そして、フロントクランクはシマノ カプレオっていう・・・。
ヤフオクに過去に出てて、DAHONの完成車のビアンキ版だとか。
それで、まぁ、チェーン掛け直して、ハンガー修正して、これで大丈夫かと思えば、
シフター側で、アウターケーブルがほつれ、キャップをグチャッとさせ、まともでない状態が発覚。
「あぁ、ここもか」で、とりま、ケーブルのほつれたところだけカットして、キャップを打ち直し、
ワイヤー貼り直して、さぁ、これでどうだ?
の、メンテ台載せでギア操作してみたら、全然しっくり来ない。
左シフターで操作できる、内装3段はひとまず置いといて、
右シフターの外装9段が絶妙に合わない・・・。
合わなくても、合わせるのは、一応お金もらうからでね。
シマノ的に言うと、Bテンションボルトがやな感じだったので、主にこれをいじってシフトフィーリングを上げて、
”ガッチャン”から、”カチャ”になるように仕向けて、1~9まで滞りなく変わる感じに。
どこまでが既成の仕様で、どこからがパーツ交換してカスタムしてあるのか全然わからんのだけど、
これは、もう、調整がすげぇ難しいと思う。
ミニベロ愛好家的な人からするとこの仕様とかが当たり前なのかもしれないけど、
内装ハブに外装ギアが付くとか、余計なギミックなんぞが有るから、単に手間がかかるだけじゃないかと思うんだけど・・・。
おまけで、カプレオのクランクはたぶん後から変えたんだろうなぁと思う点は、シフトワイヤーが接触するから。
ややこしい話、ケーブルも2本有って、写真で上が内装、下が外装。
クランクのガードがどうやってもアウターケーブルに接触するし、
たぶん、もとは外側だけガードの有るクランクとかだったんじゃなかろうか?
これは、ほんと、久方ぶりにちょっと考えたやつ。
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